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柴犬の毛が抜けて皮膚が見えるのはなぜ?原因と対策を徹底解説!

「最近、うちの柴犬の毛がごっそり抜けて、皮膚が見えてきた…」そんな悩みを抱えていませんか?

柴犬は季節の換毛によって毛が大量に抜けることがありますが、病気やアレルギー、ストレスなどが原因の場合もあります。

この記事では、考えられる原因と具体的な対策法を、実際の事例や動物病院での診療経験をもとに詳しく解説します。

目次

柴犬の毛が抜けて皮膚が見える主な原因とは?

柴犬は日本原産の犬種で、二重被毛(ダブルコート)を持っています。

そのため換毛期には毛が大量に抜けますが、それとは違って皮膚が見えるほどの脱毛がある場合、次のようなトラブルが考えられます。

1. アトピー性皮膚炎(柴犬によく見られる)🐾

  • 特徴:顔や足の指、脇、腹部などにかゆみや脱毛が出やすい
  • 原因:花粉・ダニ・ハウスダストなどの環境アレルゲン
  • 症状:赤み、脱毛、なめ壊し、黒ずみ、皮膚の厚み

対策💡:アレルゲンの特定+薬物療法(ステロイド、抗ヒスタミン)、定期的な薬用シャンプー

2. 換毛期とその見極め方🐶

  • 柴犬の換毛期は年に2回(春と秋)あり、この時期は大量の毛が抜けます
  • ただし換毛期でも皮膚が見えるほどの脱毛は通常ありません

見極めポイント:

  • 皮膚に赤みやかさぶたがないか?
  • かゆみや掻き壊しがないか?
  • 左右対称に抜けていないか?

3. ノミ・ダニ・疥癬などの寄生虫🦠

  • 症状:激しいかゆみ、小さな赤い発疹、脱毛、フケ
  • よく見られる場所:耳の後ろ、脇の下、足先、腹部

対策💡:動物病院での皮膚検査+駆虫薬(スポット剤など)

4. 食物アレルギー🍖

  • 原因:ドッグフードのタンパク質(鶏肉、小麦、牛肉など)
  • 症状:体全体のかゆみ・脱毛・下痢や嘔吐を伴うことも

対策💡:アレルギー除去食(療法食)で様子を見る。専門医によるフードトライアルが有効。

5. 膿皮症・脂漏症(細菌・カビの繁殖)⚠️

  • 膿皮症:ブドウ球菌が原因で皮膚に炎症や脱毛が発生
  • 脂漏症(マラセチア):湿気と皮脂が多い部位にカビが繁殖

症状:べたつき、ニオイ、かゆみ、皮膚の黒ずみ

対策💡:薬用シャンプー+抗生物質や抗真菌薬の処方

6. ホルモン異常(甲状腺機能低下症など)🔄

  • 特徴:左右対称の脱毛・元気がない・寒がる・体重増加
  • かゆみは少ないため見逃されやすい

対策💡:血液検査+ホルモン補充治療(内服)

すぐ病院へ行くべき症状🏥

✔️ 毛が抜けて皮膚が見えている
✔️ 脱毛部位が左右対称 or 特定の場所に集中
✔️ 赤み・かゆみ・出血・フケ・黒ずみがある
✔️ 元気や食欲がなくなっている

早期発見・早期治療が柴犬の皮膚病改善のカギです。

柴犬の脱毛トラブルに効果的な対策法まとめ🧴

対策法内容
🛁 薬用シャンプー週1〜2回のマラセチア・保湿対策
🍽️ アレルゲン除去食原因が不明な場合はフードの切り替え
💊 内服薬・外用薬症状が重い場合は医薬品を処方
🐕 ブラッシング換毛期には毎日、皮膚を傷めないように優しく
🧘 ストレス軽減十分な運動と安心できる生活環境

実際の体験談|柴犬の毛が抜けて皮膚が見えたけど治った!📚

【事例】アトピー+マラセチアだった柴犬(2歳・メス)📌

  • 最初は「換毛期かな?」と思っていたが、胸と脇の毛がごっそり抜けて皮膚が赤く…
  • 動物病院で検査をしたら「アトピー+マラセチア」と診断
  • ステロイドと抗真菌シャンプー、療法食の3本柱で3ヶ月後には改善!

まとめ|柴犬の「毛が抜けて皮膚が見える」は要注意サイン🐕

柴犬の毛が抜けて皮膚が見えるとき、単なる換毛期ではなく皮膚病やアレルギーが潜んでいる可能性があります。

🔹 早期発見・早期対処が重要
🔹 「かゆみ」「赤み」「左右対称の脱毛」には要注意
🔹 動物病院での皮膚検査を積極的に利用しましょう

飼い主の気づきと対応が、柴犬の健康を守ります。

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