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柴犬の目の周りが黒くなる原因とは?原因と対処法など徹底解説!

柴犬はその可愛らしい顔立ちとキリッとした目元が魅力の犬種ですが、「なんだか最近、うちの柴犬の目の周りが黒くなってきた…?」と感じたことはありませんか?

実は、目の周囲が黒ずんで見える原因は一つではありません。中には、健康上の異常が関係しているケースもあるため、放置せずに早めに原因を突き止めてあげることが大切です。

本記事では、柴犬の目の周りが黒くなる主な原因を4つに分けて詳しく解説します。

また、それぞれに適した自宅でできるケア方法や、動物病院に行くべきサインについてもご紹介します。

目次

柴犬の目の周りが黒くなる原因とは?


【原因①】涙やけ(流涙症):目の下が黒くなる一番多い理由🔍

涙やけとは?

涙やけとは、目から流れ出た涙が毛に染み込み、そこに雑菌が繁殖することで色素が沈着してしまう状態を指します。特に白毛や明るい被毛の犬種では目立ちやすいですが、柴犬のような茶系の毛色の子でも、目元が黒っぽく変色して目立つことがあります

涙やけの主な原因

  • 先天的な涙管の詰まり:涙が鼻へ流れず、目からこぼれやすくなる
  • 異物やまつ毛が角膜を刺激している
  • アレルギー反応(食物、花粉、ハウスダストなど)
  • ストレスによる涙の過剰分泌

見分け方

  • 目の下に常に涙のあとがあり、毛が濡れている
  • 黒〜茶色っぽく変色している
  • 目やにが多く、時ににおいがある

対処法

毎日のケア:涙やけ用のクリーナーや拭き取りシートで丁寧にふき取る
涙管洗浄:獣医による治療で涙の通り道を開通させる
食事の見直し:アレルギー対応フードへの切り替えも有効

ポイント💡:涙やけは「見た目の問題」だけでなく、「炎症の原因」にもなります。早めの対処が大切です。

【原因②】色素沈着:慢性的な刺激が皮膚に与える影響🧬

皮膚が黒っぽくなるのは、メラニン色素が過剰に作られて沈着してしまうことが原因です。これは、人間でもよくある「シミ」と同じような原理です。

原因となる刺激

  • 長期間にわたる涙やけの放置
  • 掻きむしりやこすりすぎによる皮膚への刺激
  • 首輪やハーネスの摩擦による影響
  • 老化やホルモンバランスの変化

色素沈着の見分け方

  • ベタつきや炎症がなく、皮膚そのものが黒っぽく見える
  • 毛が薄い箇所では特に目立つ
  • 進行がゆっくりで、痒みはあまりない

対処法

・根本的な刺激を取り除く(涙やけのケア、摩擦の回避)
・保湿剤や敏感肌用のシャンプーで肌バリアを回復
・獣医の判断で、必要に応じて皮膚の検査や内分泌検査を実施

補足📝 :一度沈着した色素は完全には元に戻らないこともあるため、早期の予防と対策が重要です。

【原因③】皮膚炎や感染症:かゆみや匂いがあるなら要注意🧪

目の周りが黒くなっているだけでなく、赤み・湿り気・かゆみ・臭いなどが伴っている場合、それは皮膚疾患のサインかもしれません。

主な皮膚病の例

  • マラセチア皮膚炎:真菌(酵母菌)による感染
  • アレルギー性皮膚炎:食物アレルギーや環境要因による炎症
  • 細菌感染症:掻き壊しが原因で悪化するケースも

症状

  • 目の周りを頻繁に掻く、こすりつける
  • 赤み、ただれ、脱毛、悪臭を伴うことが多い
  • 症状が片目だけに出ることもある

対処法

・獣医師による皮膚検査(検鏡、培養検査など)
・抗真菌薬や抗生物質の使用
・アレルギー治療や除去食療法

注意⚠️ :自己判断で市販薬を使うのは避けましょう。悪化することがあります。

【原因④】毛色の変化や老化による自然現象🍂

最後に、特に病気がなくても目の周囲が黒っぽくなることがあります。それが被毛の自然な変化や老化による現象です。

こんなときは様子見でOK

✅換毛期で毛色が変わった
✅年齢を重ねて被毛の色にムラが出てきた
✅痒みや赤みが一切ない

自然な変化であれば、体調に変化がない限り心配はいりません。ただし、念のため定期的な健康診断は受けるようにしましょう。

病院に連れて行くべき5つのサイン🩺

以下のような症状が見られた場合は、できるだけ早めに動物病院を受診しましょう。

  1. 目やにが増えた・涙が止まらない
  2. 目の周囲をやたらと掻いている
  3. 皮膚が赤い、ただれている、または湿っている
  4. 目の周りが臭う
  5. 左右で症状が違う(片目だけ黒い・腫れている)

【まとめ】柴犬の目の黒ずみの原因は?健康のサインを見逃さないで!

柴犬の目の周りが黒くなる原因は様々ですが、主なものは以下の4つです。

  1. 涙やけ(流涙症)
  2. 色素沈着
  3. 皮膚疾患(アレルギー・感染症など)
  4. 被毛の自然な変化や老化

一見すると「汚れかな?」と思うような症状でも、実は体からのSOSサインであることが多々あります。日常の中で少しでも違和感を感じたら、ケアと観察、そして早めの受診を心がけてあげましょう。

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